商売で集客する場合にインターネットを活用するのに何が良い?って聞かれた時に、instagram(インスタグラム)ってよく耳にします。
そう言われてしまうと絶対にやった方が良いけど、じゃあ、普通に更新していけば効果が出るのかって言われるとそうではありません。
正しいやり方で継続していくことで集客につながっていくので、instagram(インスタグラム)の特徴を抑えながら発信していきたいですよね。
この記事では、instagram(インスタグラム)を店舗宣伝・集客する為に活用する方法についてまとめていきますね。
instagram(インスタグラム)とは
instagram(インスタグラム)とは、写真や動画の投稿をする無料のSNSサービスです。
やり方はありますが、基本的にはパソコンからの投稿はできずに、スマートフォンやタブレットからの投稿です。
文字も入れれますが、写真を主体としたもので『インスタ映え』って言葉が生まれましたね。収益化してインスタグラマーという職業まであり、ビジネスにも活用できる可能性を感じますね。
まずは、基本的な用語を紹介していきますね。
①キャプション
インスタグラムに画像や動画を投稿する場合に、その内容を説明する文章です。
上限2,200文字まで入力できます。
②フォロー
instagram(インスタグラム)では、多くのユーザーがアカウントを持っています。
そのユーザーを登録することで、フォローした人のアカウント投稿がいつでも見ることができます。
③フォロワー
自分のinstagram(インスタグラム)アカウントをフォローしてくれている人のことです。自分のツイートをフォローしてくれている人が見ることができます。
④フォロバ
フォローバックの略で、自分をフォローしていない相手からフォローされた時に、フォローをしかえすことを言います。
⑤リポスト
他のユーザーが投稿した内容を、自分のアカウントから再投稿することをいいます。
⑥ハッシュタグ
ハッシュタグは、インスタグラムに投稿した写真や画像に『#(シャープ)』からはじまるキーワードで、投稿を検索する時に使用されます。
⑦ストーリー
通常のタイムラインとは別で行う投稿機能です。
最大の特徴は、投稿した内容が24時間で削除されます。
instagram(インスタグラム)のメリット・デメリット
投稿の制限が140文字以内というTwitter(ツイッター)にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
簡単にだけ説明していきますね。
メリット
・写真がメインで文章を考えなくていい
フェイスブックやツイッター、ブログなどは全て文章をメインにした情報発信の手段です。結構、文章を書くことが苦手って人も多いですよね。
でも、インスタグラムは写真がメインなので気軽に写真を投稿することができるので、はじめるハードルは低いですね。
最近では、スマホカメラの性能やアプリの機能もあるのでオシャレな写真を撮影することも。
写真メインなので、どうやったらきれいに撮影できるのかなども考え上達します。
・ハッシュタグ#を利用して幅広くつながれる
インスタグラムの大きな特徴はハッシュタグ(#)の文化ってことです。
ハッシュタグで検索すれば同じ趣味や興味のある画像を出している画像を探すことができます。
これは、日本だけじゃなく世界共通なので他のSNSにはない大きな広がりがあります。
・検索ツールとして使われている
検索エンジンで検索する文化からインスタグラムで検索する人が増えてきています。
ハッシュタグでお店や商品などを検索することで、いろんな人が使っているイメージや感想などを調べて判断する材料としています。
利用者はビジネスアカウントをフォローして、気に入っている商品やサービスの最新情報を手に入れたいという人も多いんです。
画像でベネフィットをイメージできる宣伝訴求ができますね。
デメリット
・拡散性が低い
人気のインスタグラマーと違って、一般人に見に来ることはほとんどいません。
他のSNSツールは、シェアなど拡散性が高いのですが、インスタグラムはそのような機能はないので、フォロワーを増やすかハッシュタグなどでアクセスを集める必要があります。
・投稿にはリンクを貼れない
インスタグラムの特徴として、プロフィール欄にはホームページなどのURLを登録できるのですが、個々の投稿にはURLを貼り付けすることができません。
SNSを切り口にホームページへ集客する形って、大きな効果を生むのですが、それができないのは凄く残念ですね。
ただし、フォロワーが1万人を超えると貼れるようになるんだそうです。
頑張って増やさないといけないですね。
インスタグラムの基本的な発信方法
instagram(インスタグラム)を使って店舗集客等を行っていく基本的な発信方法について紹介していきますね。
もちろんこれだけではありませんが、一つの方法として検討してみてくださいね。
ビジネスアカウントに切り替える
インスタグラムは普通にやっていると個人のアカウントなんですが、ビジネスで利用する場合はビジネスアカウントに切り替えることがおすすめ、、、というか必須ですね。
じゃあ、ビジネスアカウントにすることでどんなメリットがあるのか3つ紹介していきますね。
①ビジネスプロフィール
プロフィールに連絡先を設定できます。
・メールアドレス
・電話番号
・住所
です。
通常の場合は、コメントやDMでコミュニケーションをとる必要があったんですが、上記の方法で問い合わせが可能になるので、実店舗の場合は効果的ですね。
②インサイトで分析
インスタグラムのアクセスなどの分析ができます。
・インプレッション数
投稿が見られた合計回数
・リーチ数
投稿をクリックしたユーザー数
・ウェブサイトクリック
プロフィールからウェブサイトをクリックしたアカウント数
・フォロワーアクティビティ
フォロワーが1日にインスタを利用する平均回数
アクセスの状況を確認することで今後の発信計画や効果が見えますね
③広告ができる
有料広告が利用できるようになります。
目的や予算、ターゲット、期間などを設定して投稿できます。
プロフィールをしっかり作りこむ
instagram(インスタグラム)のプロフィールってすごく大切なんです。
これを適当に書いてしまうと、次の行動につながらないというか何者かさえ伝わっていないってことも。
文字数は150文字しかないので、端的にわかりやすく情報をまとめる必要があります。
店名や商品、サービスなどの情報と連絡先、URLなどお客さんに行動を起こしてもらえる情報は必須です。
ユーザーネームは凄く重要で、可能ならビジネスの名前などを使用すると検索結果などに反映されやすくなります。
プロフィール次第でフォロワーが増えるかどうかは大きく違います。
ターゲットを決めて統一感のある
まずは、ターゲットを設定して、そのテーマに合う写真を投稿する。
商売をしていたら、ある程度客層が絞れてくるので掘り下げて決定します。
大切なのは、何でもかんでも毎日投稿するのではなくって、このアカウントはこんなジャンルのアカウントだと印象付ける。
一貫性をもたせて発信していくことが大切です。
ちょっと抽象的な書き方ですが、ターゲットとなる消費者が好みそうな投稿を心がけましょう。
ハッシュタグ#をつける
インスタグラムの検索はハッシュタグ#の設定が重要です。
拡散性が低いSNSだけに、しっかり調査してハッシュタグを選んでアクセスがくるように心がけましょう。
趣味でやっているインスタグラムなら良いですが、自分で考えたハッシュタグなどは何の意味もないですね。
ただし、店舗専用のハッシュタグは必須です!
店名で作っておきましょう
ちなみに30個まで設定できます。あまり見栄えが悪いので、15個ぐらいにしておく方が良いと言われますが、見られなければ意味がないし、関連性があるのならオッケーじゃないかなって思います。
フォロワーを増やす
当たり前ですが、インスタグラムはフォロワーを増やすことが重要です。
それは、自分のビジネスのファンを増やすのと一緒のことだからです。
上記のプロフィールとハッシュタグは凄く重要になります。
ストーリー機能は24時間で消える期間限定の動画なんで、プレミア感ががあるのでファンを増やす為に効果的です。
そしてコミュニケーションを大切にすることが重要で、自店商圏の地域やジャンルなどのハッシュタグで投稿しているユーザーとできるだけ絡んでいくこと。
『いいね』『フォロー』『コメント』することで、フォローバックなども期待できます。
インスタグラムで商売に効果的な方法
instagram(インスタグラム)は、使い方によっては商売にも使える強力なツールです。
これ一本に絞ってしまうのは良くありませんが、ひとつの情報発信ツールとして活用していくことが有効です。
ハッシュタグ#の設定がキモになる
検索画面で気になるキーワードを入れるとハッシュタグの投稿数が表示されます。
もちろん数が多ければ多いほど、検索されやすい人気のハッシュタグなので多いものを選んだらよいと思うかもしれませんが、人気のものは新しい投稿が更新されるので埋もれてしまうことも。
キーワードは下記の3種を意識して投稿していくといいですね。
①ビッグキーワード
とにかく人気のキーワードで上表示することは難しいかな。
例えば、飲食店のジャンルで『カフェ』や『イタリアン』などですね。
②ミドルキーワード
上記の人気キーワードでは競合が多くなってしまいます。
地域とジャンルで設定します。
『地域名+カフェ』というように、絞り込むことで競合は減ります。
③スモールキーワード
具体的な店名などになりますね。
こうなると店名を知っていて興味があるユーザーが検索します。
来店に一番近い潜在顧客になります。
1回の投稿に30個までハッシュタグを付けられます。
上記のハッシュタグを投稿内容によってバランスを見て投稿してみてくださいね。
買い物かごと連結ができる
インスタグラムでは写真で商品等を紹介するだけではなく、BASEと呼ばれる無料のネットショップのプラットフォームと連携して商品を販売することができます。
インスタグラムは写真をメインとしたSNSなので、使っているイメージや口コミなどを検索します。
その中で、連携させて商品の情報発信をすることで売上につなげていくことが可能です。
特にフォロワーは増えてくると信頼性も増して販売が期待できます。
ハッシュタグイベントを開催
インスタグラムフォトコンテストなどのイベントを開催するのも注目度を集める良い手段です。
専用のハッシュタグ『〇〇フォトコン2021』などを作って、テーマに沿った内容の写真を自分のアカウントにアップしてもらいます。
参加条件はアカウントのフォローと写真の投稿のそれだけです。
期間を区切って、最優秀者にプレゼントを〇人って設定すれば、興味を持って投稿してくれる人もいるでしょうね。
毎月定期的におこなったらフォロワーも増えますね。
お客様に投稿してもらえるような工夫を
上記のハッシュタグイベントはまさに分かりやすい内容です。
インスタグラムは自分が投稿していくことも大切ですが、一番はお客様に投稿してもらえる工夫が必要です。
ちょっとしたことで、飲食店としたら写真に撮りたくなるような盛り付けや仕掛け。
テーブルにインスタグラムの投稿してくれたら、〇〇プレゼントのようなPOPを設置するなど地道に行っていくのも手ですね。
その際には、このハッシュタグでお願いしますってメッセージをお忘れなく。
まとめ
instagram(インスタグラム)は画像がメインのSNSなので初見が大切です。
拡散性は高くはないが、インスタグラムの特徴のハッシュタグの使い方が重要です。
自分で考えるのではなく、需要のあるハッシュタグを調査して付けること。
そして、潜在的な顧客になるユーザーを狙ってコミュニケーションを図っていければ、フォロワーが増加してきます。
また、自分が更新することより、イベントの開催やPOPなどで投稿を促すことで第三者の口コミや発信を誘導することでインターネット上の情報を増やしていければ、必ず売り上げにつながりますよ。
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